フィリピンに在勤・在住経験4年の@mimiusa63です。
フィリピン人英語講師によるオンライン英会話の生徒をしています。
先生とのレッスン中に、雑談的に取り入れられる小話やネタありませんか?
このような方に向け、レッスン中の先生とのコミュニケーションに役立つフィリピンにまつわるトピックを紹介します。
フィリピンタイム
フィリピン人英語講師を採用しているレアジョブ英会話やリップルキッズパークの英会話レッスンでは、予約したレッスンの時間になると、ほぼきっかり00分に先生からのコールがありますね。
フィリピンの文化や生活習慣を知るとこれがどれだけすごいことなのか分かるので、ちょっと解説させてください。
日本人の時間感覚
日本人同士で10時30分に駅で待ち合わせをしたとして、ビジネスでもプライベートでも10時30分には現地に到着している人が大半ではないでしょうか。
遅れないように時間より早く着いておくことも普通ですし、万が一、遅れそうになったら「●●分くらい遅れます。ごめんなさい」とでもメッセージを入れるのではないでしょうか。
でも「時間にはきっちり到着すべき」というのが全世界においても常識と思うと、そうでもない国もあります。
待つ人も待たせる人も不快ではないのがフィリピンタイム
フィリピンで「10時30分に待ち合わせよう」と約束すると、相手は11時か11時半にやってくる。
これを「Filipino Time(フィリピノタイムまたはフィリピンタイム)」といいます。
日本で時間に5分でも遅れると罪悪感を感じるのは待たされる相手も待っていると不快だからですよね。
「遅れる方も待つ方も誰も不快に感じない」のがフィリピンタイムです。
フィリピンタイムはどこから生まれたのか
フィリピンタイムの理由にはいくつか説があります。
- 歴史的背景説
フィリピンではスペインがフィリピンを統治していた時代、もっとも遅くに来た人が最も重要な人物とする文化があったためその名残である、という説があります。
- フィリピンの交通事情説
これは”説”というよりは実際の話で、首都圏マニラでも主要な電車はMRT/LRT線の2線のみ。
後はバスやジプニー(Jeepney)と呼ばれる乗り合いジープで移動します。
世界で人口密度が最も高い都市の一つマニラでは”traffic(交通渋滞)”が想像以上です。
流石に時間が読めません。
オンライン英会話が時間どおりにはじまるのは教育の賜物
フィリピンタイムが文化のフィリピンにおいて、フィリピン人講師によるレッスンが時間ぴったりに始まる
それは、いわばレアジョブさんが日本の文化に合わせるよう教育を徹底しているからなんですね。
私から見ると「なんかフィリピンぽくなくてつまらないなー」とか思ってしまいますが!笑
フィリピン人との待ち合わせのTIPS
じゃあ、フィリピンで待ち合わせに時間きっかりに来て欲しいときはどうしたらいいの?
“Please come exact on time.”って念を押しとけばいいんだよ。
exact(必ず)来てね!と念を押すのみという対処方法・・
「マジか?!」と思われるでしょう?
実際に筆者も、フィリピン在住中にとある会合にスピーカーとして参加したことがあって、友人に3回も「10時30分に来てね」・・と念押しのメッセージを貰ったことがあります。
日本人の感覚だと「いや、そんな何回も念押されなくても時間通りに行くって!」と思ってしまいますよね。
フィリピン国内で時間きっかりに待ち合わせたいときは”exact”を活用でどうぞ!
フィリピン・プチコラム「ジプニー(Jeepney)とは」
ジプニー(通称ジープ)とは戦時中アメリカ兵が乗り捨てていったジープを改造し、乗り合いジープとして仕立てたフィリピン文化の象徴とも言える乗り物です。
ジプニーには時刻表などないですよ!
走ってきたジプニーに手を上げて速度が落ちたところにヒョイッと乗り込みます。
こちらは私の知人、運転手ロゲリオさんのジープ。
夜になるとフロントライトだけではなくて天井やタイヤも光るのです。
色もかっこいいでしょう?
行き先は車体に地名が書いてあるので、走っている車体の文字を読んでどこ行きのジプニーかを確認します。
ですんで、読めるようになるまで乗るのが難しかったです。
ジプニーに乗った後降りるときは「Para!(パラ)」(降りまーす)と叫ぶと、運転手さんが止まってくれます。
僕もマニラに旅行に行った(連れられた)ときにジプニー初体験。
Para!と言いながら車体をゴンゴンと叩くとなお良し!。
ジプニー乗り方動画
本サイトは英語学ぶサイトですので、日本語版ではなく聞きやすい英語版の動画を貼っておきます。
ジプニーは窓もなく風が気持ち良いですよ。
おわりに
フィリピン人英語講師によるオンライン英会話で、フリートークのレッスンのネタに役立つフィリピンコラムを紹介してきました。
オンライン英会話のレッスンのみならず、あらゆるイベントは時間きっかりはじまるのがどこの国でも当然と思ってしまう私達日本人。
レッスンでフィリピンタイムやジプニー他フィリピンの公共機関について先生と話すのも楽しいですよ!